仕事に面白さが感じられない人へ:「やらされる」仕事を卒業し、自分から「やる」仕事へ

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仕事に面白さが感じられない人へ

こんにちは、カツオです。

この記事は、こんなタイミングで読んでもらえたら嬉しいです。

・仕事に面白さが感じられないとき
・もっと自分らしい仕事ができないだろうか、と思ったとき

「やらされる」仕事を卒業し、自分から「やる」仕事へ

報連相は社会人の基本、と言われます。組織で仕事をする上では、報連相を大切にし、何事も上司や同僚など他の人に相談して意思決定すること自体は、良いことだと私は思います。

しかし、根本的な考え方まで委ねてしまい、指示を受けてばかり。疑問に思って、少し自分なりのアレンジをすると「なぜ指示通りにしないの?」と叱られる。あー、仕事が面白くないな、と感じて、帰り道にため息をつく……。

私にも、何度も経験があります。でも、その時の自分は、指示待ちの習慣にどっぷりつかっていました。よくよく振り返ると、自分の意見や考えが無かったのです。

「仕事論」という本に教わったこと

そんな風に、仕事が面白くないけど、自分は一体どうしたいのか?と困惑する時。そんな時、私がおすすめしたいのは「仕事論」という本です。

かの大泉洋さんを世に出した北海道テレビ「水曜どうでしょう」の名物ディレクター、藤村忠寿さんと嬉野雅道さんのお二人が「働き方」を語る一冊です。

中でも響いたのは、「良いものを作るには他人の意見を聞くべき」という一般論に対して、藤村さんが投げかけている問いです。他人の意見を聞くこと自体は大切だとしても、そこに頼りすぎると、一番大事な判断まで他人任せにしてしまい、自分自身は何も考えなくなってしまう危うさがある、という指摘でした。

組織で仕事をする上で、報連相を大切にし、他の人に相談すること自体は良いことだと私も思います。ただ、藤村さんが言いたいのは「相談の中身」が大事なんだ、ということなのだと思います。

「キミはどうしたいんだ?」 「自分の意見は無いの?」

相談相手にこの逆質問を受けないようにするには、まずは自分の考えを持つことが大切だな、とあらためて思います。小さな頃から聞き分けの良い人ほど、自分の考えを持つ習慣が無い傾向にあります。

前述のとおり、私自身がそうでしたので、就職活動の時や社会人になって「お前さんはどうしたいんだ」と問われ、自分の考えの無さを痛感して、途方に暮れた苦い記憶があります。社会人になっても、その考え方のクセから、長い間抜け出せませんでした。

藤村さんと嬉野さんは、コンテンツ制作の仕事において、いわゆるマーケティング的な発想には否定的な立場をとっています。気質が正反対の二人が「面白い」と感じたことは、たいていの人にとっても面白いはずだ、という前提のもと、二人の意見が一致することを何より大切にしているのです。嬉野さんいわく、マーケティングというのは、その仕事の中身そのものに興味を持てない人たちを説得するための手段に過ぎない、とのことでした。

作り手の周りにいる「中身に興味が無い人たち」が一番信頼するのは「数字」であり、逆に一番弱いのも「数字」である。だからこそ説得の道具として数字が使われる、というわけです。お二人は「数字」ではなく「中身」そのものに関心があるからこそ、自分たちがやりたい仕事には、マーケティングもリサーチも必要ないのだと言い切ります。

裏を返せば、中身に対して熱い思いがなければ、面白いコンテンツどころか、人を説得することすらできないのではないか。そんな風にも受け取れる話でした。

自分の本音を、紙に書き出してみる

番組制作のようなクリエイティブな仕事とは縁がない、と感じる方も多いかもしれません。それでも、組織の中で割り当てられた仕事にモチベーションが上がらない、ということは、業界を問わず誰にでも起こります。

そんな時、どうやって自分の仕事として引き受け、面白さや付加価値を見出していくか。気分が乗らない仕事、嫌いな仕事に対して、どこに面白さを見出すかは、なかなか難しい問題です。

そこで、私がいつも自分の考えを明らかにするときに行っているワークを一つご紹介します。「なぜ気が乗らないのか」「なぜ嫌いなのか」を、実際に紙とペンで自由に書き出してみるのです。すると、自分でも気づいていなかった本音が見えてきます。

転職活動で、あらためて突きつけられた問い

実はこのワーク、思いがけないところで、もう一度私を助けてくれました。

50代になって、不本意な異動から限界を感じ、ダメ元で転職エージェントに登録した時のことです。担当の方との面談で、「カツオさんは、これから何をしたいですか」と、とてもシンプルに聞かれました。

一瞬、言葉に詰まりました。目の前の忙しさから逃げたい一心で登録したはずなのに、いざ「どうしたいか」と問われると、はっきり答えられなかったのです。まさに、若い頃と同じ「お前さんはどうしたいんだ」を、50代になってもう一度突きつけられた瞬間でした。

その夜、久しぶりに紙とペンを取り出しました。今の仕事の何が嫌なのか、何にやりがいを感じてきたのか、これまでの異動で得意になった武器は何か。一つずつ書き出していくうちに、自分の本音が少しずつ言葉になっていきました。

次の面談では、以前よりずっと具体的に、自分の考えを伝えることができました。結果がどうであれ、自分の考えを言葉にできたという事実は、あの時の私にとって、静かな自信になりました。

仕事を面白くするのは、結局は自分

そして、地方ローカル局でDVDを何百万枚も売り上げる「水曜どうでしょう」という、とんでもないコンテンツを生み出したお二人の言葉には、「仕事をどう面白くするか」という問題を解決するヒントがあるように思います。

「仕事論」を読んだ後、また「水曜どうでしょう」を見ると、新たな発見があるかもしれません。水曜どうでしょうファンの方にも、そうでない方にも。

仕事が面白くないな、という悩みを持つ方に。
新しい本ではありませんが、おすすめの一冊です。

どうか、あなたの悩みが軽くなれば幸いです。
それでは、また。

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